イタリアのGPといったら、F1(フォーミュラ1)ではないでしょうか。F1といったら馴染みのない方もおられるのではないでしょうか。簡単にF1とは、モータースポーツの1つであり、国際自動車連盟が主催する世界最高峰のレースであり、現在は4輪の1人乗りの自動車です。時速約350km/hものスピードでサーキットを駆け抜けます。我々の生活でも自動車は欠かせない乗り物ですが、高速道路を100km/hで走行しても、その3倍以上のスピードをレーサーは体感しています。イタリアGPのコースは、全長5.793kmのモンツァ・サーキットです。ストレートゾーンも多く、更に左右細かく切り返しが必要でドライバーの腕の見せ所にもなるでしょう。そのようなレースを予選通過した20名前後のドライバーと戦うこととなるのです。58周という周回でどのような展開になるのかが見どころです。
F1の歴史とF1の競技進行を知る
F1の歴史は古く、1950年にイギリスで初めて開催さされました。F1に出場するマシンには、タイヤからエンジンまであらゆる部分に技術の規定があり、走行中のマナーなどもあるほどです。違反した場合は、ピット通過(ガレージ・整備室)やスタート位置も変更されるペナルティがあります。F1世界選手権は、全21戦を20名のドライバーを10チームで構成されています。レース毎に、ゴール順にポイントが与えられ、そのポイントの総計によって年間チャンピオンが決まって、イタリアGPに限らず基本的な競技進行として、フリー走行から予選、決勝という流れで行われます。予選の走行タイムによって、スタート位置を決め、最速タイムを記録したドライバーは、ポールポジション(先頭)となり、優位に立つことが出来るのです。そこから44~78周といったレースが幕を開け、生命をかけた男と男の勝負が勝敗を分けるターニングポイントです。
イタリアGPの見どころと観戦方法を紹介
F1を少し知っていただいた所で、イタリアGPの見どころに迫ります。一番の見どころは、直線での加速。2005年には、決勝で最高速370km/hオーバーを記録し話題となりました。また、加速後のコーナーでの急減速でかなりのGが体にかかり、更にダウンフォースがかかり、コーナーリングをする際にその力を利用し、コーナーを曲がっていきます。直線に入ってから、最高速度を維持しながら、他の車を追いかけスリップストリームに入ることで、コーナーでのブレーキング技術によっても順位の変動が期待されるでしょう。58周の中で、いくつのも駆け引きがあり、見どころ満載。イタリアGPの開催時期は、9月初旬。現地で観戦するのも良し、テレビもしくはスマホアプリでも観戦可能で、中継ではオンボードカメラから運転席の映像も見えるので臨場感がある観戦が出来ます。一度F1の魅力に触れてみましょう。